【講義】平成30年度 樹木医研修(茨城県つくば市)「都市樹木保護の法制度」
2018.11.09 ブログ
10月6日、20日に一般財団法人 日本緑化センターが主催する「樹木医研修」(茨城県つくば市)にて当協会代表が「都市樹木保護の法制度」についてお話をさせていただきました。 研修会参加者は今年度の樹木医候補生たちです。 樹木医とは、樹木の生理・生態を理解し、調査、設計監理、維持管理業務に精通し、診断及び治療をとおして落枝、倒木などによる人的、物損被害の抑制や後継樹の保護育成ならびに樹木の保護・育成に関する知識の普及及び指導を行う専門家です。 樹木医になるには、日本緑化センターが実施する樹木医研修受講者選抜試験に合格し、「樹木医研修」を受講することが必要です。 この「樹木医研修」では、当協会代表理事が講義科目「都市樹木保護の法制度」を担当させていただいています。 法律を読み上げるような講義はあまりにも退屈ですので、この講義では、明治以降の歴史を振り返りながら、民有地の緑、都市公園樹木、街路樹の保護制度についてのお話しと、緑地管理・樹木医の今日的な課題としてリスク管理のお話をさせていただいています。 研修会参加者の皆様が無事に樹木医になられ、ご活躍されることを期待しています。