【地域緑化】熊本市の「街路樹再生計画」の修正案  事業計画を5年延長し当初の予定通り502本を伐採(熊本県熊本市)
2022.05.27 ブログ
STAGE 編集部

人と緑・花をつなぐコーディネーター
 地域緑花技術普及協会

熊本市は、市民の反対を受けて策定委員会で再検討が行われていた「街路樹再生計画」について、事業計画を5年延長して当初の予定通り502本を伐採する考えを示しました。

新たな再生計画では、歩道幅員を2m確保するなどの伐採後の植え替え基準を明記。
市がグリーンインフラの重点区間と位置付ける通町筋では、すべての街路樹を植え直して更新する方針だということです。

市は7月に市民からの意見を公募する予定で、10月の策定を目指しているといいます。

「街路樹再生計画」はもともと2021年秋から開始予定でしたが、街路樹の伐採事業に対しては多くの反対意見が寄せられ、事業が中断。

住民の意見を募る方法や計画の内容については、専門家からも疑問が呈されていました。

新たな計画案の内容が注目されます。

熊本市の街路樹再生計画、伐採本数変更せず 終了時期は5年間延長

熊本日日新聞 | 2022年05月26日


関連記事

なぜ熊本市の「街路樹再生」事業は中断を余儀なくされたのか?(前編その1)-事例から考える日本の都市樹木再生-

なぜ熊本市の「街路樹再生」事業は中断を余儀なくされたのか?(前編その2)-事例から考える日本の都市樹木再生-

なぜ熊本市の「街路樹再生」事業は中断を余儀なくされたのか?(後編その1)-事例から考える日本の都市樹木再生-

なぜ熊本市の「街路樹再生」事業は中断を余儀なくされたのか?(後編その2)-事例から考える日本の都市樹木再生-

「神田警察通り」街路樹伐採計画と反対運動(1) -事例から考える日本の都市樹木再生-

「神田警察通り」街路樹伐採計画と反対運動(2) -事例から考える日本の都市樹木再生-

「神田警察通り」街路樹伐採計画と反対運動(3) -事例から考える日本の都市樹木再生-

【地域緑化】熊本市の街路樹再生事業、危険木について伐採を実施

【街路樹事故】倒木事故のあった道路で危険木2本伐採(熊本県熊本市)

お気軽にシェアお願いします。

最近の投稿
【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る
【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る(造園CPD認定プログラム)
【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る(樹木医CPD認定プログラム)
【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る(市民向け)
【樹木事故】神社境内のチシャノキが倒伏(大分・大分市)
カテゴリー