【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る(樹木医CPD認定プログラム)
2024.09.27 ブログ
STAGE 編集部

人と緑・花をつなぐコーディネーター
 地域緑花技術普及協会

一般社団法人 地域緑花技術普及協会では、「緑と花の技術」を分かりやすく解説するオンデマンドセミナーを開催しています。第一弾は、「都市のみどりの課題を探る」をテーマに4つの講座をラインナップ。1講座からいつでもどこでも視聴できます。受講のお申し込みは、各講座のサムネイルから簡単にお手続きいただけます。ぜひこの機会にご参加ください。

本セミナーはすべての講座が樹木医CPD認定プログラムです。
・認定プログラムですので原則としてCPDの自己申請は不要です。
・市民向けと講座の内容は同一ですが、市民向け講座を受講した場合はCPDの自己申請が必要になります。また認定プログラムよりも認定単位数が少なくなる場合があります。
・講座番号:A2401JおよびA2402Jのお申込みを検討中の方で、造園CPDの申請もご希望される方は、10月開催の造園CPD認定プログラム講座(A2401L・A2402L)をご受講ください。こちらの講座は樹木医CPDも付与されます。

【必ずご確認ください】
 ⇒CPD認定プログラム受講のながれ

 


 

講座1【都市のみどりの課題を探る】【樹木医CPD認定プログラム】(講座番号:A2401J)
日本の街路樹はなぜ寂しい?ー街路樹から見える人と社会ー
『街路樹は問いかける』等の著作がある、千葉大学名誉教授藤井英二郎氏が、地球温暖化時代にあるべき街路樹の姿について熱弁します。今話題の街路樹の樹冠最大化とは? 世界の街路樹のトレンドと日本の街路樹の課題が良く分かる講座です。

*この動画は、下記の講演会を録画・編集したものです。会場の環境のため音声が一部聞き取りにくい部分がございます。予めご了承ください。
 「身近な樹木にヒントがあった!【温暖化で熱い路面を20℃下げる方法】を街路樹の研究者に聞く」
 ミライアクションみたか(主催)・一般社団法人 地域緑花技術普及協会(協力)、
 2024年5月11日、三鷹市市民協働センター(東京都三鷹市)
*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 視聴時間:61分
■ 樹木医CPD 1.0単位
■ 料金:1,100円 (CPD申請事務手数料550円を含む)
■ 配信期間:2024/9/22~2025/3/31
■ 内容
世界の大都市では、温暖化対策として街路樹の樹冠を大きくする取り組みが進んでいます。それに対して、日本では木全体が切り詰められ、「緑の日傘」にならない「寂しい街路樹」が増えています。この講座では、欧米で行われている樹冠の大きい樹木で涼しい街をつくる実践例や、それとは対照的に日本の街路樹がなぜ寂しくなってしまうのかについて、千葉大学名誉教授 藤井英二郎氏が解説します。そして、安全に樹冠を大きくする管理手法やそのために求められる仕組みなどを提言します。
身近な街路樹から見える人と社会について考えてみませんか?
■ 講師:藤井英二郎氏 千葉大学名誉教授、博士(農学)、日本庭園学会 元会長
 ⇒講師プロフィール
■ キーワード:#街路樹、気候変動、樹冠被覆率、緑化行政、まちづくり
■ 技術レベル:初級


講座2【都市のみどりの課題を探る】【樹木医CPD認定プログラム】(講座番号:A2402J)
公共造園遺産の造成工事-オープン当初の姿-管理を知り、都市の緑のあり方・つくり方を考える~駒沢オリンピック公園をケーススタディとして
この講座では、1964年の東京オリンピックの会場となった「駒沢オリンピック公園」を取り上げ、今日では想像できない、当時の驚きの造成工事や管理手法を紹介します。古きを知ることで、現在の都市の緑の課題や目指すべきあり方・つくり方が見つかる講座です。

*この動画は、下記のワークショップを録画・編集したものです。会場の環境のため音声が一部聞き取りにくい部分がございます。そのため手頃な価格でご提供しております。予めご了承ください。
 第1回 地域緑花ワークショップ「公共造園遺産の造成工事・オープン当初の姿・管理を知り、都市の緑のあり方・つくり方を考える~駒沢オリンピック公園をケーススタディとして」
 一般社団法人 地域緑花技術普及協会(主催)・都市の緑研究会(協力)、
 2023年5月28日、府中市市民活動センター プラッツ(東京都府中市)
*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 視聴時間:107分
■ 樹木医CPD 1.7単位
■ 料金:1,450円 (CPD申請事務手数料900円を含む)
■ 配信期間:2024/9/22~2025/3/31
■ 内容
高度経済成長の時代、都市公園や道路の建設などの大規模な公共造園工事の黎明期には今日では想像できないような造園デザインや施工の手法がありました。この講座では、1964年の東京オリンピックの会場となった「駒沢オリンピック公園」(東京都世田谷区)を題材として、当時の造成工事・管理に携わったレジェンド技術者である松田武彦氏が、当時の社会状況、造園・緑化業界の動向や施工・管理現場について語ります。さらに、藤井英二郎氏がキュレーターとして切り口鋭く解説を行い、松田氏らと鼎談を行います。
当時の公共造園の施工・管理の現場やデザイン・施工手法について知り、その空間がどのように作り上げられたのかを学ぶことで、現在の都市の緑のあり方・つくり方の課題も浮き彫りになるでしょう。目指すべき都市の緑のあり方・つくり方について改めて考えてみませんか?
■ 講師:【話題提供】松田武彦氏 一般社団法人東京都造園緑化業協会 元理事、全国1級造園施工管理技士の会 相談役(元会長)
【キュレーター*】藤井英二郎氏 千葉大学名誉教授、博士(農学)、日本庭園学会 元会長
*話題提供者からの情報を独自の視点で意味付けをする役割
【MC(鼎談・意見交換)】細野哲央 一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医
 ⇒講師プロフィール
■ キーワード:#都市公園、造園、緑化、公共工事、維持管理、緑化行政
■ 技術レベル:中級


講座3【都市のみどりの課題を探る】【樹木医CPD認定プログラム】(講座番号:B2403J)
美しい都市樹木の維持・管理  なぜ都市に緑・花が必要なのか ~challenge1剪定
なぜ都市に緑が必要か知っていますか?
この講座では普段意識されることのない「みどりの社会資本としての機能」や維持管理の基本となる「剪定」について解説します。また、落葉対策としてしばしば行われている「枝を大きく切り詰める剪定」は本当に意味のある対策なのか、驚きの実験結果をご紹介します。


*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 視聴時間:61分
■ 樹木医CPD 1.0単位
■ 料金:1,100円 (CPD申請事務手数料550円を含む)
■ 配信期間:2024/9/22~2025/3/31
■ 内容
なぜ都市に緑が必要なのでしょうか。都市の緑は、緑陰による熱中症防止、大規模火災時の延焼防止や災害時の避難場所、歩道の安全確保など、私たちが安心・安全に社会生活を送るために必要なインフラとして設置・管理されています。この講座では、平時、あまり目が向けられることのない緑の社会資本としての機能を簡潔に説明します。
それら緑の機能を踏まえたうえで、都市樹木を美しく維持・管理するために取り組むべき課題の一つとして「剪定」を取り上げます。枝を大きく切り詰める剪定をしても落葉は減らないばかりか、倒木などの安全上の問題を引き起こすことなど、緑化樹木の生産・管理技術に造詣の深い樹木医の細野哲央氏が語る目から鱗の解説です。
■ 講師:細野哲央 一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医
 ⇒講師プロフィール
■ キーワード:#街路樹、公園樹木、社会資本、緑の機能、切り詰め剪定、強剪定、枝抜き剪定
■ 技術レベル:初級


講座4【都市のみどりの課題を探る】【樹木医CPD認定プログラム】(講座番号:B2404J)
美しい都市樹木の維持・管理 challenge2 大径木とのつきあい方 challenge3市民協働・官民連携
都市の環境や人間活動により傷ついた大径木(太く大きく成長した樹木)との安全な付き合い方について、樹木のリスクマネジメントにおける日本の第一人者、樹木医の細野哲央氏が解説します。また、都市樹木を美しく維持・管理するための「市民協働・官民連携」や、人間が適切に管理を行うことで緑・花による利潤を最大化することの大切さについてお話します。

*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 視聴時間:91分
■ 樹木医CPD 1.5単位
■ 料金:1,200円 (CPD申請事務手数料650円を含む)
■ 配信期間:2024/9/22~2025/3/31
■ 内容
【challenge2】
この講義では、都市樹木を美しく維持・管理するために取り組むべき課題の一つとして「大径木とのつきあい方」を取り上げます。土壌条件等の厳しい都市環境や人間の活動がどのように樹木に影響し、樹木を痛める原因となっているかを、樹木のリスクマネジメントで日本の第一人者として知られる樹木医の細野哲央氏が具体的に説明します。
また、大径木の倒伏・折損事故を予防するための点検・診断の必要性や点検で注目すべきポイントを簡潔に解説します。
【challenge3】
この講義では、市民講座や自治体職員・技術者向けの研修会などで精力的な講演活動を行っている樹木医の細野哲央氏が、都市樹木を美しく維持・管理するために取り組むべき課題の一つとしての「市民協働・官民連携」を語ります。
都市樹木の保全に関わる制度を概観し、街路樹や公園樹木などの公共の樹木の重要性について説明したうえで、管理予算の不足や苦情対応、知識の不足が招く、樹木の不適切な管理を解説します。また、近年、日本各地で見られるようになった街路樹・公園樹木の更新計画やそれらが原因となって生じた市民と自治体のトラブルなど、市民協働・官民連携の失敗事例や成功事例を紹介します。
さらに、計画段階から市民の総意を見極めて反映させることや専門家が第三者の立場からコーディネートすることの大切さ、都市樹木の価値の評価方法などを解説し、人間が適切に管理を行うことで緑・花による利潤を最大化することの大切さについて語ります。
■ 講師:細野哲央 一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医
 ⇒講師プロフィール
■ キーワード:#大径木、都市環境と樹木、のリスク、倒木、樹木点検、剪定、市民協働、官民連携、緑地の更新、緑地の価値の評価方法
■ 技術レベル:初級

 

松田武彦氏

松田造園技術事務所 代表、一級造園施工管理技士
一般社団法人 東京都造園緑化業協会 元理事、全国1級造園施工管理技士の会 相談役(元会長)、造園施工大手「東光園緑化」常務取締役等を歴任。
[活動実績等] 日本で初めて人工軽量土壌による大規模屋上緑化を施工。

藤井英二郎氏

千葉大学名誉教授、元日本庭園学会会長
[活動実績等] 主著:『街路樹は問いかける』(岩波書店、2022)、『街路樹が都市をつくる』(岩波書店、2019)、編著:『造園大百科事典』(朝倉書店、2022)、『造園実務必携』(朝倉書店、2018)等

細野哲央

一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医、元千葉大学環境健康フィールド科学センター助教
[活動実績等] 樹木医研修講師(一般財団法人 日本緑化センター)、「街路樹診断マニュアル改訂検討会」(東京都)委員など、共著:『造園実務必携』(朝倉書店、2018)、『道路植栽の設計・施工・維持管理: 安全な街路樹・危険な街路樹』(経済調査会、2012)等


 

手続についての重要なお知らせです。
・受講申し込み時に表示されるアンケートフォームにて「樹木医CPD ID」をお伝えください。
・講座動画の視聴完了後にこちらの「CPD学習成果確認フォーム」に学びや気づきをご入力ください。当スクール事務局が学習成果を確認してからCPDの登録手続きを行います。
・上記の学習成果の提出は、認定プログラム開講・配信期間内にお願いいたします。
・当スクール事務局では、学習成果の提出があった⽇から1か⽉以内をめどに各CPD 事務局へ受講者の情報を送付し、その後に各CPD事務局での登録が行われます。 CPD の単位登録までには時間がかかることがありますので⼗分な余裕をもってお申し込みください。 


 

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