【オンデマンドセミナー】都市のみどりの課題を探る(造園CPD認定プログラム)
2024.09.30 ブログ
STAGE 編集部

人と緑・花をつなぐコーディネーター
 地域緑花技術普及協会

一般社団法人 地域緑花技術普及協会では、「緑と花の技術」を分かりやすく解説するオンデマンドセミナーを開催しています。第一弾は、「都市のみどりの課題を探る」をテーマに4つの講座をラインナップ。そのうち『日本の街路樹はなぜ寂しい? 』と『公共造園遺産の造成工事-オープン当初の姿-管理を知り、都市の緑のあり方・つくり方を考える』をまとめて1講座としたものが、造園CPD認定プログラムとなっております。受講のお申し込みは、講座のサムネイルから簡単にお手続きいただけます。ぜひこの機会にご参加ください。

本セミナーは造園CPD認定プログラムです。
・認定プログラムですので原則としてCPDの自己申請は不要です。
・本認定プログラムは、市民向け・樹木医向け講座『日本の街路樹はなぜ寂しい?ー街路樹から見える人と社会ー 』と『公共造園遺産の造成工事-オープン当初の姿-管理を知り、都市の緑のあり方・つくり方を考える~駒沢オリンピック公園をケーススタディとして』と同一内容の動画です。
・市民向け講座(A2401GおよびA2402G)や樹木医向け講座(A2401JおよびA2402J)を受講した場合はCPDの自己申請が必要になります。また認定プログラムよりも認定単位数が少なくなる場合があります。
・こちらの講座は樹木医CPDも付与されます。

【必ずご確認ください】
 ⇒CPD認定プログラム受講のながれ

 


 

【都市のみどりの課題を探る】【造園CPD認定プログラム】(講座番号:A2401L・ A2402L )
この講座は2部構成です。第一部は、『街路樹は問いかける』等の著作がある千葉大学名誉教授藤井英二郎氏が、地球温暖化時代にあるべき街路樹の姿について熱弁します。今話題の街路樹の樹冠最大化とは? 世界の街路樹のトレンドと日本の街路樹の課題が良く分かる講義です。
第二部は、1964年の東京オリンピックの会場となった「駒沢オリンピック公園」を取り上げ、今日では想像できない、当時の驚きの造成工事や管理手法を紹介します。古きを知ることで、現在の都市の緑の課題や目指すべきあり方・つくり方が見つかる講義です。


*第一部は、下記の講演会を録画・編集したものです。会場の環境のため音声が一部聞き取りにくい部分がございます。予めご了承ください。
 「身近な樹木にヒントがあった!【温暖化で熱い路面を20℃下げる方法】を街路樹の研究者に聞く」
 ミライアクションみたか(主催)・一般社団法人 地域緑花技術普及協会(協力)、
 2024年5月11日、三鷹市市民協働センター(東京都三鷹市)

*第二部は、下記のワークショップを録画・編集したものです。会場の環境のため音声が一部聞き取りにくい部分がございます。そのため手頃な価格でご提供しております。予めご了承ください。
 第1回 地域緑花ワークショップ「公共造園遺産の造成工事・オープン当初の姿・管理を知り、都市の緑のあり方・つくり方を考える~駒沢オリンピック公園をケーススタディとして」
 一般社団法人 地域緑花技術普及協会(主催)・都市の緑研究会(協力)、
 2023年5月28日、府中市市民活動センター プラッツ(東京都府中市)

*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 視聴時間:168分
■ 造園CPD 2.8単位
  樹木医CPD 2.7単位*  
*本講座では造園CPDに加え樹木医CPDも付与されます。単位は第一部1.0単位、第二部1.7単位と別々に付与されます。
*造園CPDに加え樹木医CPDの申請を希望される場合も受講料は変わりません。
■ 料金:2,550円 (CPD申請事務手数料1,450円を含む)
■ 配信期間:2024/10/7~2025/3/31

【第一部】
■ 内容
世界の大都市では、温暖化対策として街路樹の樹冠を大きくする取り組みが進んでいます。それに対して、日本では木全体が切り詰められ、「緑の日傘」にならない「寂しい街路樹」が増えています。
この講義では、欧米で行われている樹冠の大きい樹木で涼しい街をつくる実践例や、それとは対照的に日本の街路樹がなぜ寂しくなってしまうのかについて、千葉大学名誉教授 藤井英二郎氏が解説します。
そして、安全に樹冠を大きくする管理手法やそのために求められる仕組みなどを提言します。
身近な街路樹から見える人と社会について考えてみませんか?
■ 講師:藤井英二郎氏 千葉大学名誉教授、博士(農学)、日本庭園学会 元会長
■ キーワード:#街路樹、気候変動、樹冠被覆率、緑化行政、まちづくり
■ 技術レベル:初級

【第二部】
■ 内容
高度経済成長の時代、都市公園や道路の建設などの大規模な公共造園工事の黎明期には今日では想像できないような造園デザインや施工の手法がありました。この講義では、1964年の東京オリンピックの会場となった「駒沢オリンピック公園」(東京都世田谷区)を題材として、当時の造成工事・管理に携わったレジェンド技術者である松田武彦氏が、当時の社会状況、造園・緑化業界の動向や施工・管理現場について語ります。さらに、藤井英二郎氏がキュレーターとして切り口鋭く解説を行い、松田氏らと鼎談を行います。
当時の公共造園の施工・管理の現場やデザイン・施工手法について知り、その空間がどのように作り上げられたのかを学ぶことで、現在の都市の緑のあり方・つくり方の課題も浮き彫りになるでしょう。目指すべき都市の緑のあり方・つくり方について改めて考えてみませんか?
■ 講師:【話題提供】松田武彦氏 一般社団法人東京都造園緑化業協会 元理事、全国1級造園施工管理技士の会 相談役(元会長)
【キュレーター*】藤井英二郎氏 千葉大学名誉教授、博士(農学)、日本庭園学会 元会長
*話題提供者からの情報を独自の視点で意味付けをする役割
【MC(鼎談・意見交換)】細野哲央 一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医
 ⇒講師プロフィール
■ キーワード:#都市公園、造園、緑化、公共工事、維持管理、緑化行政
■ 技術レベル:中級

 

松田武彦氏

松田造園技術事務所 代表、一級造園施工管理技士
一般社団法人 東京都造園緑化業協会 元理事、全国1級造園施工管理技士の会 相談役(元会長)、造園施工大手「東光園緑化」常務取締役等を歴任。
[活動実績等] 日本で初めて人工軽量土壌による大規模屋上緑化を施工。

藤井英二郎氏

千葉大学名誉教授、元日本庭園学会会長
[活動実績等] 主著:『街路樹は問いかける』(岩波書店、2022)、『街路樹が都市をつくる』(岩波書店、2019)、編著:『造園大百科事典』(朝倉書店、2022)、『造園実務必携』(朝倉書店、2018)等

細野哲央

一般社団法人地域緑花技術普及協会 代表理事、博士(農学)、樹木医、元千葉大学環境健康フィールド科学センター助教
[活動実績等] 樹木医研修講師(一般財団法人 日本緑化センター)、「街路樹診断マニュアル改訂検討会」(東京都)委員など、共著:『造園実務必携』(朝倉書店、2018)、『道路植栽の設計・施工・維持管理: 安全な街路樹・危険な街路樹』(経済調査会、2012)等


 

手続についての重要なお知らせです。
・受講申し込み時に表示されるアンケートフォームにて「造園CPD ID」をお伝えください。樹木医CPDの申請もご希望される場合は、両方のCPD IDをご入力ください。
・講座動画の視聴完了後にこちらの「CPD学習成果確認フォーム」に学びや気づきをご入力ください。当スクール事務局が学習成果を確認してからCPDの登録手続きを行います。
・上記の学習成果の提出は、認定プログラム開講・配信期間内にお願いいたします。
・当スクール事務局では、学習成果の提出があった⽇から1か⽉以内をめどに各CPD 事務局へ受講者の情報を送付し、その後に各CPD事務局での登録が行われます。 CPD の単位登録までには時間がかかることがありますので⼗分な余裕をもってお申し込みください。 


 

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