【イベント】久伊豆神社グリーンウォークプロジェクト 樹名板作成ワークショップ
2024.09.01 ブログ

久伊豆神社様(埼玉県越谷市)からご依頼をいただき、STAGEが8月31日(土)の「久伊豆神社グリーンウォークプロジェクト」樹名板作成ワークショップの運営にご協力しました。
このワークショップは、「越谷しらこばと基金」からの助成を受け、NPO法人越谷市住まい・まちづくりセンター様・久伊豆神社様の共催で実施されました。
久伊豆神社様(越谷市)で、樹名板作成ワークショップ開催のお手伝いをさせていただきました。
— 一般社団法人 地域緑花技術普及協会 (@stageforgreen) October 1, 2024
樹名板は子どもたちが作成し、樹木ガイドをしながら皆で設置。樹名板のQRコードにリンクする図鑑データにはなんと当日の様子も記録されます。参加者の良い思い出になってくれると思います。 pic.twitter.com/fZX1GnV4Y2
1.事業の趣旨説明、社叢の特徴の解説
2.樹名板作成方法の説明、作業開始
3.順番に作成した樹名板の設置、樹木の解説
久伊豆神社社叢は、過去、環境庁による調査で郷土景観を代表する特徴的な植物群落であるとされ(注1)、「埼玉県レッドデータブック」でも保護上重要な「スダジイ群落」に選定されています(注2)。STAGEが実施した最近の調査でも、郷土の景観を代表するスダジイ群落が今なお現存していることが明らかとなっています(注3)。
このような郷土景観を代表する社叢とそれを構成する一本一本の樹木に対して市民自らが興味を持って触れ合うことにより、楽しみながらも環境教育的知識を深め、郷土意識を醸成することが本ワークショップの目的です。
注1「第2 回自然環境保全基礎調査 特定植物群落調査報告書」環境庁(昭和57年)
注2「埼玉県レッドデータブック2011 植物編」埼玉県(平成24年)
注3「久伊豆神社社叢・診断・記録業務報告書」一般社団法人 地域緑花技術普及協会(令和3年
ワークショップで樹名板を設置する樹種は、社叢で生育する樹木の中から以下の20種類を選定しました。
アカマツ、イチョウ、イロハモミジ、エノキ、カヤ、クスノキ、クロマツ、ケヤキ、ケンポナシ、スダジイ、タイサンボク、タブノキ、ハナミズキ、ムクノキ、メタセコイア、ヤブツバキ、サカキ、ヒサカキ、ゴヨウマツ、ヤマボウシ
ご参加いただいた自治会の皆様、運営の皆様、誠にありがとうございました。




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