
日本の街路樹はなぜ寂しい?―街路樹から見える人と社会―
講師:藤井英二郎氏(千葉大学名誉教授)
【都市のみどりの課題を探る】【市民向け】(講座番号:A2501G)
『街路樹は問いかける』等の著作がある、千葉大学名誉教授藤井英二郎氏が、地球温暖化時代にあるべき街路樹の姿について熱弁します。今話題の街路樹の樹冠最大化とは? 世界の街路樹のトレンドと日本の街路樹の課題が良く分かる講義です。
*この動画は、下記の講演会を録画・編集したものです。会場の環境のため音声が一部聞き取りにくい部分がございます。予めご了承ください。
「身近な樹木にヒントがあった!【温暖化で熱い路面を20℃下げる方法】を街路樹の研究者に聞く」
ミライアクションみたか(主催)・一般社団法人 地域緑花技術普及協会(協力)、
2024年5月11日、三鷹市市民協働センター(東京都三鷹市)
*本動画の音量が小さいため、視聴の際はイヤホンのご使用を推奨いたします。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
*樹木医CPDまたは造園CPDの申請予定がある方は、別途ご案内する「樹木医CPD認定プログラム」または「造園CPD認定プログラム」からお申し込みください。動画の内容は市民対象と同一です。
■ 視聴時間:61分
■ 料金:550円
■ 視聴期限:購入から365日間(最長で2030/3/31まで)
■ 内容
世界の大都市では、温暖化対策として街路樹の樹冠を大きくする取り組みが進んでいます。それに対して、日本では木全体が切り詰められ、「緑の日傘」にならない「寂しい街路樹」が増えています。この講義では、欧米で行われている樹冠の大きい樹木で涼しい街をつくる実践例や、それとは対照的に日本の街路樹がなぜ寂しくなってしまうのかについて、千葉大学名誉教授 藤井英二郎氏が解説します。そして、安全に樹冠を大きくする管理手法やそのために求められる仕組みなどを提言します。
身近な街路樹から見える人と社会について考えてみませんか?
■ 講師:藤井英二郎氏 千葉大学名誉教授、博士(農学)、日本庭園学会 元会長
■ キーワード:#街路樹、気候変動、樹冠被覆率、緑化行政、まちづくり
■ 技術レベル:初級
■ 講師プロフィール
藤井英二郎氏
千葉大学名誉教授、元日本庭園学会会長
[活動実績等] 主著:『街路樹は問いかける』(岩波書店、2022)、『街路樹が都市をつくる』(岩波書店、2019)、編著:『造園大百科事典』(朝倉書店、2022)、『造園実務必携』(朝倉書店、2018)等