STAGE代表理事共著の学術論文「ケヤキ材人工空洞に対する4 種の腐朽診断機器の検出誤差」が「樹木医学研究」に掲載されました
2020.11.11 ニュース
当協会代表理事 細野哲央共著の論文が、樹木医学研究第24巻4号(樹木医学会)に掲載されました。 「ケヤキ材人工空洞に対する4 種の腐朽診断機器の検出誤差」(二階堂由紀・樋口裕仁・秋元信二・細野哲央) この研究は、ケヤキ材の円盤に人工的な空洞(三日月形・十字型)を作り、4種の診断機器(アーボソニック、幹探査レーダ、ツリーガンマ、レジストグラフ)による結果を比較したものです。 この研究によって、腐朽診断機器や空洞形状により、倒伏する可能性の低い樹木を危険木と誤って判断したり、逆に倒伏の危険を見落としたりする可能性があることが明らかとなりました。