樹木点検
樹木の事故を防ぐ
道路、橋、トンネル、護岸、電気・上下水道、車両・交通機関、家屋・建造物などは
私たちの暮らしに欠かすことのできない大切な資産です。
私たちはそれらができるだけ長くその価値を維持できるように、
またできるだけ故障や破損が起きないように、
専門家による定期的な点検やメンテナンスを欠かしません。
それをおろそかにして何らかの問題や事故が起きたときには、
それらの所有者や管理者が責任を負うことに異論をはさむ余地はないでしょう。
樹木や森林も私たちの暮らしにおいてかけがえのない価値をもっており、
我が国の政策上も「グリーンインフラ」として重要な社会資本と位置付けられています。
一方で大きな樹木は大きな質量をもつ分、倒木・落枝が起きたときの被害も甚大なものとなりえます。
樹木は、時に人命を奪い財産を破壊する凶器となることもあるのです(*)。
(*)私有地のケヤキの大枝が落ちて女児が重傷を負った事故(神奈川県川崎市)、私有
地のコナラが倒れて男女4人が死傷した事故(長野県信濃町)、国道沿いの山林の
ブナが倒れて車両が大破した事故(富山県南砺市)、神社境内のイチョウの大枝が
落ちて女性が死亡した事故、神社参道のスギの幹が折れて落下し家屋が半壊した
事故(栃木県日光市)など、樹木が原因となって起きた惨事は後を絶ちません。
ところが、樹木の点検やメンテナンスに対し、
道路や交通機関、建造物などと同じように考え行動している所有者さんや管理者さんはどれくらいいるでしょうか。
樹木の倒伏・落枝事故の多くは、専門家による点検と適切な処置が実施されていれば未然に防げるものであったことが分かっています。
つまり、天災ではなく、ヒトが樹木の異常に気付けなかったことによる人災なのです。
もちろん、そのような事故に対して樹木の所有者さんや管理者さんはすべての責任を負うことになります。
わたしたちSTAGEは、寺社の樹木、企業の公開空地の樹木、私有地の樹木、保護樹木や公園木などの公共の樹木などに対して、
点検や各種の措置を実施しています。
STAGEの樹木の調査・点検・処置を実施する人材は、全員が樹木の専門家である樹木医(©日本緑化センター)。
しかも全員が豊富な樹木調査・点検の経験を持っています。
わたしたちは経験豊富な専門家集団として、樹木による事故を未然に防ぐお手伝いをしています。
ご依頼に対しては、日本全国対応させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
樹木の点検・管理の知識・技術に関する知識と、多くの樹木点検の経験から、
費用対効果が最も高い方法を提案させていただきます。
なお、樹木点検には自治体の補助金が得られる場合もございます。
業務にあたりましては自治体との対応なども含めてサポートをさせていただきます。
費用は、ご依頼ごとに丁寧にお見積もりさせていただきます。
ご参考まで、これまでにご依頼いただいたケースでは下記のような例がございます。
ご依頼いただいたケース
ケース1:簡易検査・点検(半日)
ご依頼主様:首都圏の法人様
ご依頼内容:公開空地の樹木の簡易調査・点検と維持管理の助言(半日)
費用:2.5万円(交通費別途)
ケース2:本格樹木点検(大径木約20本)
ご依頼主様:首都圏の神社様
ご依頼内容:参道並木の樹木点検、カルテ・簡易報告書作成
費用:18万円(訪問お見積もり・交通費込)
ケース3:本格樹木点検(大径木約150本)・樹木台帳・データベース整備・報告書付き
ご依頼主様:首都圏の神社様
ご依頼内容:社叢の樹木点検、カルテ・平面図・オンラインデータベース・報告書作成
費用:50万円(訪問お見積もり・中間報告・交通費込)