【地域緑化】フランス・パリでも樹木伐採計画に市民の反対運動 ~エッフェル塔周辺の樹木伐採計画
2022.05.06 ブログ


STAGE 編集部 人と緑・花をつなぐコーディネーター 地域緑花技術普及協会
明治神宮外苑や神田警察通りの樹木伐採計画に反対運動が起きているところですが、フランス・パリでも樹木の伐採をめぐって市民の反対運動が起きていることが分かりました。 反対運動が起こっているのはエッフェル塔周辺の再開発計画。 2024年のパリ五輪に向けて、エッフェル塔周辺に観光施設やオフィスを建設する計画で、樹齢100年を超える樹木の伐採が懸念されています。 計画中止を求める署名活動では、5月2日現在で約3万5000筆が集まっています。 環境保護団体が4団体連名で提出した請願書には下記のように記されています。
数十本もの健康な樹木、特に樹齢200年と100年の木を伐採し、危険にさらす計画に反対する。これらの木は、まさに都市の緑の肺だ。
エッフェル塔周辺の樹木伐採に反対する環境保護4団体の請願書
パリでは樹木伐採に反対する市民の声が為政者に届くでしょうか。
(この記事は、AFPBB News「パリ五輪向け再開発計画、エッフェル塔周辺樹木伐採に反対の声」(2022年5月2日)の情報をもとに執筆されました。)
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