【注意喚起】郡山市の市道で222本の街路樹に「サビイロクワカミキリ」の被害を確認(福島県郡山市)
2022.05.18 ブログ
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郡山の街路樹222本、外来虫の被害確認 増加傾向、調査を継続

福島民友新聞2022年5月17日
郡山市の市道で、222本の街路樹に外来種のカミキリムシ「サビイロクワカミキリ」(*)の被害が確認されました。
*サビイロクワカミキリ:体長約30㎜-40㎜。体色は全体がサビ色で、白い斑点がある。上翅基部(胸部に近い翅の部分)には粒状の突起がある。幼虫は侵入した樹木の内部を食害し、樹木の枯死や倒木被害の原因となる。成虫は樹皮に卵を産んでマウンド状の産卵痕を作るのが特徴。原産地は中国やインドなど。中国では「エンジュキラー」と呼ばれている。
市は昨年から今年初めにかけて、街路樹のエンジュとイヌエンジュ、合計787本の被害を調査していました。

被害が確認された街路樹は全て伐採され、焼却されましたということです。

被害本数は増加傾向にあるため、市は今後も被害調査を続けるといいます。

郡山市では、昨年、国内で初めて「サビイロクワカミキリ」が発見されていました。 
*サムネイル画像は福島県自然保護課のHPから引用させていただきました。

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