【樹木事故】大阪市がゴミ収集車のドラレコ映像を共有するシステムを導入。街路樹の異常発見にも有効か。
2023.03.10 ブログ
STAGE 編集部 人と緑・花をつなぐコーディネーター 地域緑花技術普及協会
大阪市では、ゴミ収集車のドライブレコーダーの映像をリアルタイムで担当部署と共有するシステムを来年(令和6年)4月以に導入することが明らかとなった。
ごみ収集車のドライブレコーダー映像 道路管理などに活用へ (NHK NEWS WEB 関西 NEWS WEB 2023年3月7日)
ごみ収集車のドライブレコーダー映像 道路管理などに活用へ|NHK 関西のニュース https://t.co/WmNX9cQAm5
— 一般社団法人 地域緑花技術普及協会 (@stageforgreen) March 10, 2023
街路樹のリスク管理にもこのシステムは有効活用できるはずだ。 大阪市のごみ収集車は、約550台が日常的に地域を隅々まで回っているという。 画角や画質も検討の余地があるが、街路樹の異常を専門技術者が現場に行かなくてもいち早く検知することに利用できる可能性がある。 また、このシステムにAIのような先端技術を組み合わせることで、今までにない効率的な倒木・落枝のリスク管理を実施できる道が開けるとかもしれない。 大阪市では、今後もドライブレコーダーの映像のより有効な活用のしかたを今後も探りたいとしている。このシステムは令和6年4月以降に取り組みを始める予定だという。
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